用語 |
意味 |
◆あ◆ |
| アカンサス |
Acanthusアザミに似た植物で、ギリシャ時代の建築の装飾によく使われている。この葉をデザイン化した柄をアカンサスという。ヨーロッパのクラシック柄に使われている唐草模様の葉がアカンサスの変形が多い。 |
| アキスミンスターカーペット |
19世紀後半にアメリカ、イギリスで機械化された織カーペットで、イギリスの地名から名付けられている。製織法で分類すると、ジャガードグリッパーアキスミンスター、スプールアキスミンスター、グリッパースプールアキスミンスターがある。パイル形態は、いずれもカットパイルになる。
そのうちジャガードクリッパーアキスミンスターは、ジャガード装置に紋紙を用いて、パイル糸の入ったキャリーをそれぞれ定められた位置に引き上げ、指定したパイル糸を横一列に並べる。それをグリッパーで、パイル長に必要な長さだけ摘み出し、切り揃え、織口に運び、織込む製法である。使用色数は、8色と12色がある。近年、コンピュータを導入した新しいグリッパーアキスミンスター製法が日本で開発された。これは紋紙を使わずにフロッピーディスクによって柄出しを行う直織システムで、これまでの織処理のプロセスがスピードアップしたばかりでなく、今まで不可能とされていた複雑な柄出しや超ロングリピートの柄展開などが、全てコンピュータで処理できるようになり、製法面で大きく変化した。 |
| アクリル |
石灰石や石炭のカーバイト、または石油からつくられるアクリロニトリルを共重合(2種類以上の低分子を反応させて高分子を得ること)、原料と重合させて紡糸したものがアクリルである。その特徴は羊毛よりも軽く、かさ高性に富み、保温性が抜群であること。吸水性が少ないので水溶性の汚れが付着せず、帯電性も小さい。更に、耐薬品があり、カビや虫害も受けない。
アクリル系繊維はアクリロニトリルに第2、第3成分を共重合させてつくられるが、共重合成分の量により、アクリル繊維とアクリル系繊維に分かれる。家庭用品品質表示法では、共重合成分が40〜50%のものをアクリル系繊維(モダクリル)と呼び、防炎性にも特色を持つ。
カーテンの素材 |
| アコーディオンドア |
折畳み式のの簡易仕切り。accordion door
<参考>形式が楽器のアコーディオンの蛇腹部分に煮えいることからアコーディオンドアという。 |
| 浅ぎ幕 |
ホリゾント幕と同じ目的で用いる。あさぎ色。つまり緑がかった未遂路の木綿幕で、日中の屋外を表す古い芝居の約束の一つ |
| あやおり |
経糸または緯糸の浮きが斜めに続いて斜紋をつくる組織。経糸3本以上を組み合わせ、布面に斜めの綾目をつくるもので、平織より密度を多くすることができます。 |
| あんぜんせい |
(床材に関して)床や階段は、滑りにくく、もし転倒してもケガをしないことが必要です。幼児やお年寄りのいる家庭、学校、病院などでは、安全の観点からの床材の選定が重要ですが、カーペットは、その目的に最も適した材料です。また、燃えにくさの点ではウール製品が優れた特性を示しますが、化合繊のカーペットも製造技術の進歩により、法律に定められた防炎性の基準に合格するものが広く供給されるようになっています。 |
| アンダークロス |
食器をテーブルに置くとき音がだないようにテーブルクロスの下にクッション性をもたせたり、テーブルクロスがずれないようにするためのもの。under cloth |
| 暗天幕 |
暗転するときに使われる舞台前面の黒幕(片引き幕) |
◆い◆ |
| VOC |
Volatile Organic Compound揮発性の有機化合物の総称で、数十種類から数百種類あり、明確な定義はない。脂肪族や芳香族の炭化水素、塩素化炭化水素、各種ケトン類、アルデヒド累などが含まれ、これらのいくつかは発がん性物質であるとされている。
一般に用いられているのはWHO(世界保健機構)による沸点に基づく分類があり、その場合VOCとは沸点が50℃から240 |
| 意匠図 |
織物の組織をデザインにそって、意匠紙の上に経糸、緯糸の組み合わせを表した組織図のこと。紋紙はこの意匠図に基づいて実際に機械で織られるようにしたもの。紋織物を織る場合、模様を織り出すための穴あきの厚紙。現在はコンピューターによるフロッピーが高速機などに使われている。 |
| いす掛け |
ソファーの背やひじ掛けの部分だけにアクセサリーとして使うカバー |
| いすカバー |
いす類に使うカバー類 |
| いす(椅子)張り地 |
ソファーやいすの張り地、側生地のこと。upholstery fabrics
<参考>
物性(堅ろう度、強度など)に優れたものが適する。 |
| ISM規格 |
Interior Safety Material 生活環境の安全に配慮したインテリア材料に関するガイドライン」のことで(1995年制定)、日本壁装協会が定める壁紙インテリア材料に関する自主規格である。ホルムアルデヒドの基準値をppm以下と定めている。 |
| 一文字幕 |
舞台最前部の上部につられる横長の幕。開口部(プロセニアム)の高さ調節と装飾とを兼ね備え、中央部には市章や校章などを取り付けることが多い。水引きeyelet幕ともいう。 |
| 入隅 |
壁面等の四隅の部分で、かさね折りになっているところである。出隅の逆である。 |
| インテリアアクセサリー |
クッション、カバー類、マット、オーナメントなど、室内の装飾品として用いられる小物類の総称。interior accessories |
◆う◆ |
| ウィルトン・カーペット |
18世紀中期、イギリスのウィルトン市で初めてつくられた機械織りカーペットの名称である。
19世紀にジャガード(紋紙)を使用する自動柄出装置により、2色から5色のパイル糸による、自由なデザインでの柄物カーペットがつくられるようになった。特徴としては、無地、柄物カーペット共、パイル長を自由に変えることができ、また、無地カーペットの表面のテクスチャーに変化をつけることによって、他のカーペットではできにくい多種多様な織り方法が可能である。また、他のカーペットに比べ、小量の特別注文に対応できる。 表面のパイル糸以外に、地経糸、覆経糸、緯糸、の4種の糸で織られているために、しっかりとした高級品となついている。
縦糸の本数を変えることによって二越織、三越織、上下2枚を同時に織るダブルフェースがある。このダブルフェースは、1950年代になってから出現したもので、別名フェース・トゥ・フェースと呼ばれている。表裏二重の地組織にパイル糸を交織させ、表裏の中央をナイフで切断することによって同時に2枚のカーペットをつくり上げる。無地のもの、柄ものができるが、表面がペルシャ緞通のようにパイル糸が見えるスルーバック方式のものもある。 |
| ウィンドートリートメント(ウィンドウトリートメント) |
窓まわりの装飾、窓を装うこと。及び窓の装飾に関わる製品(エレメント)の総称をいう。 window treatment |
| ウォールポケット |
ポケットを付けた壁掛け。 |
| ウォッシャブルカーテン |
家庭用洗濯機で丸洗いが可能なカーテンのこと。収縮率が少なく、堅牢で色落ち、褪色がしにくい。machine washable curtain |
| ウォッシャブルマーク |
家庭用洗濯機で丸洗いできるもの。判定基準(収縮率、染色堅牢度、外観)に適合した製品に表示されます。(社)日本インテリアファブリックス協会の物性マークで、マーク使用には届出が必要です。 |
| うむ |
うます、水分がしみこみ柔らかくなった紙等の状態のことで、紙に水分を十分含ませて、施行を容易にすることである。 |
| 裏打ち |
紙と生地を糊で接着することの用語として使用されることをいう。本来は掛け軸制作の行程用語である。 |
| 裏打ち材 |
壁紙の裏面に、主素材等とは別に貼り付けられた材料のことで、主素材の寸法を安定させたり、壁紙の施行特性を向上させるために用いられる。難燃紙、普通紙、寒冷紗などがある。 |
| 上飾り |
カーテンの上部に取り付け、装飾性だけでなく、光を遮ったり、省エネルギー効果を高める機能としても使用するもの。valance (pelmets)
<参考>
しん(芯)板を入れてボックス状にしたハードなものと、布だけで作る方法がある。 |
| 上飾り(バランス) |
カーテンの上部に取り付ける飾り。装飾的な意味合いだけではなく、光漏れなどを防ぐ機能もある。 |
| 上張り |
襖・屏風等の表面の紙のことである。 |
| 雲華紙 |
全面雲模様を漉いた鳥の子紙で、現在は機械漉が多く使用されている。 |
◆え◆ |
| 衛生性 |
(床材に関して)日常あまり気がつかない室内のほこりも、太陽の光でははっきり見え、あまりにも多い室内浮遊塵に驚かされます。室内はほこりがたまる場所で、硬質床材では付着したほこりが舞上り浮遊しますが、カーペットのパイルは、そのすべてのほこりを包みこみます。カーペットを敷いた部屋は、最も浮遊塵が少なく衛生的と言われています。それだけにメンテナンスも大切です。 |
| エコロジー壁紙(エコマーク壁紙) |
エコマーク事業とは環境保全型商品に推奨マークを付ける制度で、1989年2月から(財)日本環境保護協会が実施しています。生活の中で地球環境保護に貢献する商品を認可することにより、環境保全型社会を作り上げていくことを目的としています。シンボルとなるエコマークには、「私たちの手で地球と、環境を守ろう」という気持が込められています。1991年10月に「再生パルプを使用した壁紙・建具用紙」が制定され、1992年6月からエコマーク認可壁紙の発売が始まりました。現在では多くのアイテムが、品揃えされ消費者から高い関心と評価を受けています。 |
| SR加工 |
Soil Release finishソイル・レリース加工の略。ポリエステルなど合成繊維に親水性をもたせて静電気の発生率を低下させ、生地に付着した汚れが家庭洗濯で落ちやすくした加工 |
| SEKマーク |
抗菌・防臭加工の品質を保証するマーク。 |
| SG加工 |
Soil Guardフッ素、はっ水、はつ油剤などを使用して、汚れが付着しにくくした防汚加工で、洗濯時の逆汚染による黒ずみ防止の効果もある。 |
| SV規格 |
Standard Valueビニル壁紙の製造メーカー団体である「日本ビニル工業会ビニル建装部会」が1998年に制定した自主規格である。RAL規格やJIS規格やその他の安全壁紙の制定趣旨・品質基準などを十分考慮した基準が制定されている。ビニル壁紙以外の新素材を包含した規格とすべく1999年4月に「壁紙製品規格協議会」として発足している。 |
| MRSA感染を防ぐ加工 |
病院内でのMRSA |
| エンボス |
別名シボ加工とも言われ、ビニルベースに熱を加えて模様を彫刻したロールを圧着して転写する方法です。ロールの彫刻の精度が製品の品質を左右します。 |
| エンボス加工 |
凹凸の模様が彫刻されたエンボスローラーを使って、熱可塑性である合繊織物に熱セットによって凹凸模様をつける加工。綿やレーヨンの場合は生布に樹脂を付着させた後、エンボスロールで熱セットする。 |
◆お◆ |
| オーストリアン |
Austrian (ローマンシェード スタイルカーテンの呼称) シェード全体に丸みのある細かいタック(ウェーブ)を付けた、優雅なスタイルです。一般的には下げた状態で使用され、素材はボイル地のような薄く軽い生地が適しています。 |
| オーストリアンスタイル |
シェード全体に丸みのある細かいタック(ウェーブ)を付けた優雅なスタイル。austrian style
<参考>
一般的には下げた状態で使用され、ボイル地のような薄く柔らかい生地が適している。 |
| オパール加工 |
ポリエステル繊維など合成繊維と、綿、レーヨンなどのセルロース系繊維など二種の繊維を交織、交編し、酸に弱い一方の繊維を硫酸などで捺染、セルロース系の綿やレーヨンを溶かし、透かし模様を作る加工。現在特殊ポリエステルを交織した、ポリエステル100%のオパール加工も開発されている。 |
| 織物壁紙 |
織物壁紙は歴史的にも当初天然繊維が多く使われていましたが、近年素材の中心はレーヨンです。また合成繊維と綿、麻との混紡糸も使われています。織機の分類は大きく分けてドビー織機、ジャカード織機の2つに分けられます。ドビー織機では、柄としては、幾何柄や単純な柄が表現できます。ジャカード織機は複雑な朱子織組織や全巾に及ぶような大模様を織るために使用します。最近、コンピュータを利用し、ジャカードを運転させる装置が開発されています。(電子ジャカード)なお、織物壁紙の特長と欠点は以下の通りです。
<織物壁紙の特長>@織物独特のやわらかい風合いA高級感BあたたかみがあるC素材の質感がそのまま表現できるD通気性があり、自然製品であるE有害な物質などを含んでいない
<織物壁紙の欠点>
@打ち込みの少ない物はホツレるA光沢のあるものはジョイントが目立ちやすいB汚れが落ちにくいC施工に熟練を要するD価格が高い以上のように特長と欠点があると言われてきましたが、欠点も最近は技術的に改善されてきています。
<主な改良点>
@ホツレ:ホツレ防止加工を施してホツレが出ないようにしている |